6月13〜16日
朝の6時にスーダンのカッサラを出発。一気にエチオピアのゴンダールを目指します。何度かバスを乗り換え、国境に到着した時点で夕方の5時くらい。国境の街で1泊するか迷ったけど、この街の宿は良いところが無い上に、南京虫やダニの被害が出るという話を聞いていたので、1番近くにあるゴンダールという街まで行くバスを探すことに。でも結局今日のバスは全部出発しちゃってました…乗り合いバンなら最後の1本が残ってたので、それにすることに。でも今考えたら確実に値段ぼったくられてました。いきなり世界一ウザい国エチオピアの洗礼が!笑
そして夜10時くらいにゴンダールに到着。スーダンはあれだけ暑かったのに、ここはふつうに寒い。気温の変化にびっくりです。朝から何も食べてなかったので早速腹ごしらえへ。スーダンでは毎日パンとチキンだけの食生活だったので、久しぶりのパスタに大興奮。さらにさらに、スーダンはイスラムの国だからお酒売ってなくて飲めなかったんだけど、エチオピアではビールが飲める!生ビールも飲めます。いやー、感激でした。笑
そして久しぶりの米。エチオピアはイタリアの植民地だった影響か、パスタやピザがうまい!オシャレな料理も多いです。
食後には有名なエチオピアコーヒーを。味は美味しいけど、カップぎりぎりまで注いでくるからこぼれてるよw
そしてエチオピアはアボガドドリンクも有名らしいです。どこのカフェにも安くて美味しいアボガドジュースが売ってます。今までアボガドあんまり好きじゃなかったんだけど、エチオピアのアボガドジュースは最高。病み付きになって毎日飲んでました。
ゴンダールでは目星をつけていた宿が無くなってたので、地球の歩き方に書いてある安宿へ。最新版の歩き方に書いてある宿に行ったのに、料金が全然違う!倍くらいの値段になってました。結局交渉して歩き方に書いてあった値段まで下がったけど、エチオピア人、騙してきます。笑 宿の前の道。ゴンダールは昔、エチオピアの首都だったらしい。歴史ある街です。
街に繰り出すといろんな人が話しかけてきます。みんなフレンドリーなのか騙そうとしてるのか…笑 そんな中、仲良くなった青年たちに街を案内してもらうことに。
地元民の人たちが行く、現地の市場なんかに連れてってくれました。人も物もめっちゃごみごみしてる。
エチオピアは観光大国だから、ゴンダールにも高級ホテルがいくつもあります。すごいキレイで大きな建物。でも地元の人たちの生活はこんな感じ。ギャップがすごい。
寄り道した服屋にいた売り子の女の子。お母さんのお手伝いかな?
この日は半日、その仲良くなった青年たちに案内してもらい、なんと実家でエチオピアの伝統料理インジェラをごちそうに。雑巾みたいなあじがする。と、いろんな旅人から不評だったインジェラ。その味は…普通に美味しかった。笑 酸味が利いてて酸っぱいんだけど、辛い肉と一緒に食べたら全然いけます。
そのあとみんなでジュース飲みながらまったりして、そろそろ帰ろうと思ったときに事件は起きました!!なんと案内とか料理振る舞ってくれたエチオピア人たちからの工学請求。実際にそういう手口(1回仲良くなってからぼったくる)は多いらしいです。エチオピア入って早々に、まんまとやられました。笑 そこから口論の始まりです。でも向こうは6人くらいいるし、走って逃げようにもすごいローカルな場所来ちゃってるしで、結局いくらか払って帰りました。悔しいなー!もうエチオピア人は信用しない。笑
それから数日は気温の急激な変化のせいか、体調を崩して宿で安静にしてました。そのときたまたまW杯予選のエチオピアの試合があったんだけど、街はお祭り騒ぎ。この街で試合してるわけじゃないのに、部屋の中にも大合唱が聞こえてきます。どんだけサッカー好きなんだw さすがアフリカ。
ちょっと見に行ってみたら中央の広場に人が集まりまくってすごい騒ぎになってました。どうやら今日の試合は勝ったみたいです。南アフリカに。やるじゃんエチオピア。
そんなこんなでスタートしたエチオピア生活。毎日イライラさせられたり、ダニに悩まさせられたり、いろんな意味ですごく印象に残ってる国です。笑